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POLICY

治療方針

わかりやすい説明と丁寧な治療
患者さんとのコミュニケーションで信頼の治療を!

私は患者さんに「自分の歯を大切にしてください」といっています。痛み出したり、詰め物がとれた時などにいらっしゃる方が多いからです。
丈夫な歯を長く保つためには、もっともっと
「歯」の健康を意識してほしいと考え、出来る限り、治療に関する説明だけではなく、「歯の健康」についてもお話しするようにしています。
適切な予防や歯医者さんによるメンテナンスを受けることが、
「歯」を保つためにはとても大切です。

以前は虫歯予防といえば、“砂糖の摂取制限”“食後すぐ歯を磨く”“早期発見・治療”を柱としていました。
虫歯が小さいうちに削って、詰め物をする。また、虫歯が出来たら、

削って治療する。
しかし、虫歯の細菌は歯と詰め物・かぶせ物の隙間に入り込むことが

できるサイズです。

治しても、治しても、虫歯になってしまうのです。これを繰り返すことで、いつしか自分の「歯」を1本、また1本と失ってしまうのです。
では、なるべく虫歯にならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

虫歯治療は虫歯の大きさよりも虫歯の深さ(神経と虫歯の距離)で決まります。また、虫歯は削っても治りません。それでも歯科医が虫歯を削るのは虫歯の歯質は水分を多く含むため歯科材料が接着しずらいためです。治療成績はいかに歯科材料で密閉できるかがカギとなります。

一度治療を受けた歯が再び虫歯になる二次災害にならないよう、患者様には日常の口腔ケアに、歯科医は日々の治療に注意を払いましょう。

01

歯は削っても治らない

虫歯3要素

「歯質」、「細菌」、「食べもの」の3要素+「時間の経過」により虫歯になると言われています。
この3要素がすべてそろっている時間が長ければ長いほど、虫歯になりやすいと言われています。

歯質

歯の強さや唾液の力によって虫歯になりやすいかどうかがわかります。

虫歯菌

虫歯菌とは主にミュータンス菌のことです。
ミュータンス菌はプラーク(歯垢)をつくり、歯を溶かす酸をつくります。

食べ物

砂糖を含む食べ物や飲み物が虫歯の発生に影響を与えています。

歯は唾液の中で、ミネラルの摂取・排出を繰り返しています。
しかし、強い酸を大量に作る細菌と栄養が加わると状況が変わります。
細菌がつくるプラーク(歯垢)の中で酸が作られると、歯のミネラルは溶け出してしまうのです。

(歯が一部白く濁った状態になったり、深い溝が褐色になる場合があります)
唾液の力が機能していない状態では、甘い物を控えて、歯磨きをしても虫歯になってしまいます。
唾液は細菌の増殖を抑制したり、虫歯の細菌が出す酸を中和するといった役目を担っています。
また、歯が失ったミネラルを取り戻すのにも、唾液が必要になってきます。

02

虫歯を知る

虫歯3要素を減らすことが重要です。

歯質

■フッ化物で歯質を強化する。
■歯医者さんでシーラント。
■唾液分泌を促進させるために、よく噛む。

虫歯菌

■ご家庭でのブラッシング。
■歯医者さんによるプラーク除去。
■菌の活動を抑える。(キシリトールやフッ化物の使用)

食べ物

■バランスの良い食生活
■食事はダラダラと食べない、間食を減らす。
■砂糖入りの飲料も控えましょう。

ただし、唾液の力が及ばない事もあります。
歯質の改善やプラーク除去はご家庭ではむずかしいものです。
歯医者さんで定期的にメンテナンスを受けながら、毎日の虫歯予防を行うのが効果的です。

03

虫歯リスクを下げるには

歯のクリーニング

PMTC(歯科衛生士による専用機械を使った歯のクリーニング)を使い、歯面に付着したプラーク(歯垢)や歯石、ステイン(着色・汚れ)を除去、洗浄します。
クリーニングの後に、歯をコーギィングすることで、プラーク・歯石・ステインを付きにくくします。
虫歯や歯周病の原因菌を除去し、歯の表面もキレイになります。

フッ素コーギィング

フッ素で歯をコーギィングし、虫歯を予防します。
フッ素の効果(3~6か月に1回を目安に行います)

■歯を強くする
■再石灰化を促進する
■虫歯菌を抑制する

シーラント

生えたての奥歯などは、溝が深く複雑な形状の為、磨きにくくバイ菌や食べかすがたまりやすくなっています。
そういった溝をシーラント材でふさぎ、バイ菌や食べかすを残さず、歯を磨きやすくします。
フッ素配合で、さらに虫歯予防の効果が期待できます。

04

松浦歯科医院オススメの虫歯予防

虫歯治療に関することから虫歯予防まで、皆さまの「歯」を健康に長く保っていただけるよう、
スタッフ一同、様々な意見を出し合い、工夫や改善に取り組んでいます。
■歯医者さんが苦手なお子さまに、まずは歯医者に慣れてもらえるよう、たのしいキッズスペースを用意しています。
■スリッパをなくし、靴の脱ぎ・履きをなくすことで、足や腰に痛みがある方やご年配の方の負担を軽くしています。
■最新の治療と設備を導入し、治療に対する不快感を出来る限り減らしています。

 

歯の治療と予防には定期的に通院していただくことが不可欠です。
そのためには皆さまが通院しやすく、相談しやすい・話しやすいといったことが重要だと考えております。
皆さまとのコミュニケーションを大切にし、「信頼の治療」と「虫歯予防の普及」に努めてまいります。

05

皆さまの「歯」のために

皆さまの「歯」に関する疑問や質問などにもお応えしております。

乳幼児期の虫歯はどうすればいいの?
子供の虫歯予防には何がいいですか?
妊婦の歯科治療は可能ですか?
口内炎の治療はどんなことをするのですか?
口腔がんの検診は歯医者さんでいいの?

ちょっとした疑問や質問もお気軽に、お問合せください。
ご相談も、お気軽にどうぞ。

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